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【負けるな新米係長!~新米係長奮闘記~ # 7 】 2008.2.8
     ”丸いものは必ずしも丸くない”と言える勇気の巻
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こんにちは”新米係長”のMAKOです。


連日のようにトップニュースで
「中国製の冷凍ギョウザへの薬物中毒」のニュースが報道されています。

昨日の情報では、未開封の袋の中からも有機リン系の殺虫剤メタミドホスを
検出したと兵庫県警が発表したようですね。

枚方市の小売店から返品された11袋のうち未開封の2袋から、
一つはパッケージの外側から、もう一つは内側から検出されたそうですね。

いずれもパッケージに穴は開いておらず、今回の一連の事件の中で、
完全密封状態でパッケージの内側からメタミドホスが検出されたのは
初めてで、これで中国での製造過程で混入したことが確実になった。
と報道されています。

直接、私達の口に入る食の安全だけに、一日も早い真相の究明が望まれます。


この一件で、冷凍食品の販売量は大きく減少しているようですね。
また、ギョウザに対する風評被害も出ているようでギョウザを出している
お店から客足が遠のいてもいるようです。

その反面、スーパーでは、ギョウザの皮やミンチ肉、ニラなどの
ギョウザの材料の販売量が増えたり、
ギョウザを出しているお店のお客さんが減るどころか逆に増加したお店も
あるようですね。

基本的に日本人はギョウザの好きな民族なのかもしれませんが、
材料の販売量が増えたのはともかく、お店の客足が遠のくどころか
逆に増えたというのは、やはり日頃からのお客さまとの信頼関係の強さ
なんでしょうね。

お客さまと”信頼”という強い絆で結ばれていると
今回のような事態になったとしても売り上げも落ちないし、
逆に落ちるどころか他店からのお客さまも取り込めて売り上げアップにも
なります。

仕事をする上で”信頼を築く”ことは重要だと言うことですね。

肝に銘じておきたいです。

 

さて、本論に入りましょう。

前回は、係長の信念を持った行動は信頼を得るというお話をしました。

常に係長は部下から見られています。
ですから信念を持った言動をしている
と黙っていても部下から信頼されるようになります。

部下から信頼される、自分を信頼している部下がいると言う事は、
どういうことかお分かりですよね。

その係は、最強であることは間違いありません。

今回は前回に関連して
係長の知恵袋になり得る人材、片腕を育てるお話をしたいと
思います。


題して「”丸いものは必ずしも丸くない”と言える勇気の巻」です。

 


■”丸いものは必ずしも丸くない”と言える勇気の巻


あなたは会議やミーティングなどで
「丸いものを四角」
「カラスは白い」的な意見を言えますか?

昔は私も言えなかったですよ。
これってなかなか言えないですよね。
若い頃は特にね。

私の場合は、あることがキッカケで
「丸いものを四角」
「カラスは白い」と言うことの大切さを教わりました。

それは、私がまだ中堅の担当者だった頃、
私の異動に際してその当時の上司から
「和して同ぜず」という言葉を贈って頂いた事がキッカケでした。

ご存知かもしれませんが「和して同ぜず」という言葉は
「論語」のなかに出てくる文言で
「君子は和すれども同ぜず。小人は同ずれども和せず」
の前半の部分を取ったものです。

人と協調していくが、決してむやみに同調しないということで、
人とのなごやかな人間関係には心掛けるが、
その場かぎりに無責任に賛成したりしないという意味があります。

この言葉を贈って頂いた事をキッカケに、
少しずつでしたが、会議での発言や意識が
変わっていたのを覚えています。


例えば、
係員10名が出席するミーティングで
係長の発言や提案事項に対して何の反論もなく皆が賛成してしまうのか
それとも仮に一人でも係長の提案に対して異を唱えるものがいるのか。

これは、大きな違いがあると思いませんか?

前者は、僅か数分で何の議論もなくシャンシャンで終わるでしょう。
でも後者は、ひょっとすれば数時間にも及ぶ議論に
発展するかもしれないです。

議論が出来る、議論になることで少なからず係長が提案した内容は
係員の皆に浸透する事になるでしょう。

もし議論にもならなければ、時間の経過と共に
係長の提案は忘れ去られるでしょう。
もしかすれば、会議中も記憶の中にとどまっていないかもしれません。
まさに会議に出席している者として無責任極まりないと私は思います。

勿論、素晴らしい提案内容なので議論にならない場合もあるでしょう。
しかし、仮にそうであったとしても議論すべきではないでしょうか。
私はそう思います。


「和して同ぜず」
こんな意識を持った部下がいたら素晴らしいと思いませんか?

自分の考えに対して違う角度で見てくれる、考えてくれる。
そう言う人材がいると非常に助かるのは間違い無いです。

提案する内容の”穴”を見つけてくれる、”弱い部分”を見つけてくれる
”見逃している”ところを指摘してくれる。

決してクレーマー的な発言ではなく、前向きな建設的な意見を述べる
そんな人材を育成することが、本人をも成長させる事になり
かつ自分を助けてくれることにつながります。

そして係長であるあなたの右腕、知恵袋になるのは間違いないでしょう。


まず一人
「丸いものは必ずしも丸くない」
「カラスは必ずしも黒くない」と言える部下を育てましょう。

イエス・マンばかりでは、良い提案、良い考えは生まれません。
イエス・マンの中に、一人でもノーと言える人間がいれば、
きっと素晴らしいモノが生まれる事になると思います。

 

今日はこのくらいにしておきます。
この続きはまた次回と言う事で。。。

 

■今回の教訓

まずは一人”NO”と言える人材を育てましょう。
その一人が必ず係長のあなたを助けてくれます。


■編集後記


会議で意見を述べると言う事は、決して難しいことではないと思います。
ただ、自分が疑問に思うことを質問すれば良いのですからね。

そして、質問だけではなく、もう一歩踏み込んで
自分の考えを述べることが出来るようになるとOK。

しかし、それが出来ないヤツが結構多いんですよね。

人のすることには文句や意見は言うけど
自分から積極的に自分の考えを言わない、こんな評論家的なヤツ。

こんなタイプが一番困るんだよね。
どこかの上司みたいなヤツが。。。

 

ではまた、来週まで。。。


追伸
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 メルマガのバックナンバーは、こちらのブログでご覧になれます。
 今後は、人材育成やマネジメントなどの情報も発信していきたいと
 考えています。
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(裏)実は私、ギョウザに目がありません。
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【負けるな新米係長!~新米係長奮闘記~ # 6 】 2008.2.1
     係長の背中を見て部下は成長するの巻
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こんにちわ”新米係長”のMAKOです。


いやぁ・・・。
今日からもう2月ですわぁ。早いですよね。
”行く、逃げる、去る”とは、ホントよく言ったもんです。

年始の三ヶ月は、きちんとやる事を整理して掛からないと、
何もしないままに時が過ぎてしまいそうですね。

気付いたら4月だったなんて事のないように
ガンバ!ガンバ!


ところで、あなたはどんなテレビ番組を見ていますか?

私がよく見るのは
NHKのプロフェッショナル-仕事の流儀-
テレビ東京のガイアの夜明け、カンブリア宮殿と言ったところでしょうか。

勿論、ニュース番組やバラエティ番組なんかも見ていますが
この三つの番組は特に好んで見ています。

特にプロフェッショナルでは、
その道を極めている人の感性、考え方に興味を覚えます。

毎回、番組の終わりに「あなたにとってプロフェッショナルとは」と言う
問いかけがあるのですが、その答えが毎回興味深いですね。

今までの放送の中で印象に残っている一つに、

海上保安庁のヘリコプターパイロット・森公博さんの言葉があります。

「現場での実力というのは、やれるかやれないかなんですよね。
 百の言葉より一つの行動で、仲間の信頼が得られる実力を持った人、
 それがプロフェッショナルだと思います。」

どうですか?

何か感じるものがありませんか?

 

さて、本論に入りましょう。

前回は、”考える”ことが出来る人材を育てる事は結構難しいねと言う
お話をしました。
そして、その”考える”という事を伝え、教えるために
私が実践している事もお話しましたね。

どうでしたか?

ただ一言「どうしたいの?」と問いかけるだけで意識が変わると言う事です。
それは、間違いなく変わって行きます。

やり方さえ間違えなければ、必ず変わります。ね。
そして、普段の係長の行動力が更にパワーを送ります。

今日はそのお話をしたいと思います。

題して、「係長の背中を見て部下は成長するの巻」です。

 

■係長の背中を見て部下は成長するの巻


最近、よく思うことがあります。
思うというのか、感じると言うのか。。。

それは何かと言うと
話し方や言っている事、仕草が、
親父にそくっりになってきたということです。

あっ親父もこんな事言ってたなぁ。。。なんてね。

そんな事ってないですか?

昔から「親の背中を見て子は育つ」ってよく言いますよね。

時には反発したり、時にはこんな親父にはなりたくない
なんて思ったこともありましたが、やっぱり親の子なんですよね。

親を見て育っているんですよ。

親の良いところも悪い(?)ところもよく見て育っているんですよね。
そして知らず知らずのうちに親のすべての事を自分の中で消化して
自然に身に付けていっているんでしょうね。

まさにこのことなんです。

会社で一つの係やチームを預かって仕事をしている時も
子供が親を見ているように部下は係長を見ているということなんです。

自分が担当者だった時の事を
思い出せばよく分かるんじゃないでしょうか。
上司の事をよく見ていたと思います。

自分が自分の係、部下を変えたいのなら
百の言葉を掛けるよりも一つの行動で示す
ということが大事だと言うことです。

いくら立派なことを言ってても行動が伴っていなければ
部下はついてこないですよね。

部下の信頼を得るには、ポリシーある行動を忘れてはいけません。

信念に基づいた行動、そして部下に掛ける言葉、
この二つが巧くマッチングすることで、
素晴らしい人材が育っていくんだと思います。


以前、こんな事がありました。

私の隣の係での出来事。

ある担当者が方針を策定し係長の承認を得た後に
所長の承認を得ようとしたところ
所長からいくつか疑問を投げ掛けられました。

その時、方針を立案した担当者と一緒に
所長に説明に行っていた係長は、
所長と一緒になって担当者に疑問をぶつけたのでした。

係長はその方針を承認しているにも係わらずにです。

係長のそのような態度をとる神経も疑いますが
それよりも担当者の係長に対する不信感がつのりますよね。

何度かこんな事があったようです。
そして、徐々に係長の意見を受け入れなくなって行ったのは
言うまでもありません。

また何度か繰りかえされたある担当者は、
心の病になってしまいました。。。
そうなると本当に不幸ですよね。


これは、あくまでも一つの例ですが、


係長にポリシーがないといくら良いことを言っていたとしても
担当者はついて行かないということです。

ついて行かないどころかだんだん離れていきます。
そうなると仕事どころではないですよね。


日頃の行動は重要なんですよ。
担当者は係長を常に見ています。親と同じように。。。


ですから、信念を持ちましょう。自分の考えを持ちましょう。
そして行動しましょう。

信念を持った行動を担当者は見ています。
黙ってても、信頼されるようになってきます。
担当者がついてくるようになります。


係長の背中を見て担当者は育ちます。

 

今日はこのくらいにしておきます。
この続きはまた次回と言う事で。。。

 

■今回の教訓

信念を持った行動は間違いなく担当者の信頼を得ます。


■編集後記


今度の日曜日は、父の7回忌の法要があります。
父が亡くなって早いもので6年の月日が経ちます。

父からはいろんな事を学びました。
人生の事、仕事の事そして人の道。。。

ほんとうに感謝の気持ちで一杯です。
日曜日は、父の事を思うそんな一日にしようと思っています。

 

ではまた、来週まで。。。


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(裏)今日からプロ野球の各チームがキャンプインしましたね。
   我がジャイアンツの今年は・・・。

 



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プロフィール
HN:
”新米係長”MAKO
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
人を育てる事
自己紹介:
はじめまして”新米係長”MAKOと申します。
サラリーマンとなって、早いもので25年を過ぎました。
その間異動すること十数回。
おかげでいろんな上司の下で仕事が出来たことで、ビジネスや人材育成などに関するノウハウを習得することができました。
そのノウハウを皆さんと共有することで、少しでも皆さんのお役に立てればと考えております。
お付き合いの程よろしくお願いします。
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